「イースタン技研株式会社の製品特徴を知りたい!」
「イースタン技研株式会社は他社とどのような差があるの?」
この記事を読んでいるあなたは、このように思っているでしょう。
イースタン技研株式会社は、『工販一体』『複合技術』の研究開発型企業として1970年に創立しました。放電加工周辺機器や工作機械全般の販売をしていて、クライアントのニーズに対応すべく多角的に技術を駆使し提案しています。
今回の記事では、多角的な技術を持っているイースタン技研株式会社のろ過装置は、どのような特徴があるのか紹介します。あわせてイースタン技研株式会社がどのような会社であるのか解説していきます。製品を導入する際に参考にしてください。
また以下の記事では、ろ過装置の各タイプの特徴や選び方のポイントを解説しているので、合わせてご覧ください。
イースタン技研株式会社とは
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | イースタン技研株式会社 |
設立 | 1970年6月 |
資本金 | 5,000万円 |
住所 | 神奈川県大和市福田六丁目9番地の21 |
電話番号 | 046-268-3131 |
イースタン技研株式会社は『工販一体』『複合技術』の研究開発型企業として設立された会社です。
全国に20ヶ所の営業拠点で全国のクライアントのサポートができるのが特徴です。
また、さまざまなクライアントのニーズに対応するため、開発・製造・販売が一体となって取り組み、機械加工など何かに特化するのではなく複合的に対応できるのが強みです。
イースタン技研株式会社のクーラントろ過装置
イースタン技研株式会社は、逆洗浄機能がついていないカートリッジフィルターのクーラントろ過装置を製造しています。
フィルターを交換する手間はありますが、マグネットセパレータで取り除けない砥石カスや非鉄金属のスラッジも根こそぎ除去できるのが強みです。
クーラントの腐敗防止や砥石の目詰まり防止、スラッジの固着防止で加工液の維持が可能となり、全体的にコスト低減を実現しています。
イースタン技研株式会社のクーラントろ過装置一覧
イースタン技研株式会社のクーラントろ過装置は、使用用途によって形式が異なります。
形式 | 使用用途 |
---|---|
ミクローナ ESF-400B | 機械加工液超精密ろ過装置 |
EJV-40 | 研削液・切削液のクーラントろ過装置 |
以下では、それぞれのクーラントろ過装置について詳しく解説していきます。
導入を検討されている方は、参考にしてください。
ミクローナ ESF-400B
ミクローナESF-400Bは、加工時のスラッジ傷の原因となる研磨盤のスラッジ、難削材、非鉄、非磁性体、砥粒などのあらゆるスラッジを確実に除去できる機械加工液超精密ろ過装置です。
ワイヤーカット放電加工機に使用される超高性能濾過フィルターを利用し、さまざまな加工機に活用できるよう開発されました。
スラッジを確実に除去できることで、加工液をクリーンな状態で維持することが可能となり、交換頻度の手間やコストの減少に繋がっています。
また、コンパクト設計なために場所を取らず、キャスター付きなので移動も簡単なのが特徴です。
EJV-40
EJV-40は、研削液・切削液のスラッジを除去するクーラントろ過装置です。
マグネットセパレータで取れない砥石カスや非鉄金属のスラッジも根こそぎ除去できるのが特徴です。
ワーク表面のスラッジによる傷がつきにくくなるだけでなく、クーラントの腐敗防止やスラッジの固着防止、砥石の目詰まりも防げるため、快適な環境とともにクーラントコストの低減を実現します。
イースタン技研株式会社の公式サイトは以下から確認してください。
クーラントろ過装置選びのコツ
工作機器から発生するスラッジをろ過する装置をまとめてクーラントろ過装置と言いますが、使用用途に応じてさまざまな製品があります。
ここからは、クーラントろ過装置選びのコツについて2つご紹介します。
それぞれ解説していきます。
目的にあったクーラントろ過装置を選ぶ
クーラントろ過装置はろ過の仕方によって適した装置が異なります。
スラッジの状況や、研削加工か切削加工のどちらで加工しているかによって選ぶようにしましょう。
研削加工は、砥石を用いて削り取ることによりもろくて堅い材質のスラッジが発生するため、ろ過精度が高いフィルターろ過装置やマグネットセパレーターが適しています。
一方で、切削加工はダライ粉が発生するため、スラッジよりも大きい切粉の処理に適したサイクロンフィルターがおすすめです。
スラッジの特性から選ぶ
クーラント装置を導入する際は、スラッジの大きさや種類に合わせて、適切なクーラントろ過装置を選択する必要があります。
クーラントろ過装置には、遠心分離機やサイクロンフィルター・カートリッジフィルターなど種類があります。
遠心分離機の場合、10μ以上のスラッジが対象となります。遠心分離機で9μ以下のスラッジはろ過できないということになります。そのため、スラッジの状態を明確にすることで、対応できるクーラントろ過装置を選ぶことがおすすめです。
またクーラント装置には、定期的にフィルターを洗浄する逆洗浄機能付きのものがあります。定期的に洗浄するので、清潔な状態が保たれます。コストを抑え、使用していきたい方におすすめとなっているので参考にしてください。
まとめ
今回はイースタン技研株式会社の製品や企業の特徴について紹介してきました。
イースタン技研株式会社は放電加工周辺機器や工作機械全般の販売をしているため、さまざまな技術のノウハウが揃っています。
ノウハウを複合し開発された、あらゆるスラッジを確実に除去できる装置はイースタン技研株式会社の最大の強みです。
このように、多角的な視点でクライアントのニーズに対応できるのが特徴的な会社です。
以下のページでは、クーラントろ過装置のおすすめ会社を紹介しているので合わせてご覧ください。