「ブンリはどんな会社?」
「ブンリの扱う製品は?」
クーラント液の中からスラッジ・切粉を分離し、排出する装置の専門メーカーである『ブンリ』。
クーラントろ過装置の開発・製造はもちろん、アフターサービスまで一貫して提供しています。
クーラントろ過装置の導入を考えている方の中には、ブンリへの依頼を検討している方もいることでしょう。
しかし、ブンリの製品が自社の工作機械に適しているのか不安な方もいるはず。
そこで今回は、ブンリについて解説します。ブンリの扱う製品も紹介しているため、参考にしてください。
ブンリとは
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社ブンリ |
住所 | 東京都品川区大井1-34-8 |
電話番号 | 03-3778-2061 |
公式サイト | https://www.bunri.com/ |
ブンリは、クーラント液の中からスラッジ・切粉を分離し、排出する装置の専門メーカーです。
クーラントろ過装置の開発・製造はもちろん、アフターサービスまで一貫して提供しています。
クーラント濾過・切粉処理システムのパイオニアとして、オンリーワンの製品開発にこだわってきました。
ろ過装置としての品質はもちろん、ユーザー目線の設計・製造を心掛けているため、製品づくりはオーダーメイドです。
ブンリでなら、あなたのニーズに最適な使い勝手の良い装置が手に入るでしょう。
ブンリのクーラントろ過装置
ブンリのクーラントろ過装置は、幅広い製品ラインナップが特徴です。
オーダーメイドの製品づくりで、あらゆるメーカーの工作機械に設置できるでしょう。
濾過精度を高めることで、工場のランニングコストや製品の加工精度に大きく影響します。
ここからは、ブンリのクーラントろ過装置として下記を紹介します。
それぞれ特徴が異なるため、自分に合った製品を選んでください。
超精密濾過クーラントシステム『SB Filter YA』
こちらは、濾材にスチールボールを採用した超精密濾過システムです。
1次タンクにダーティ液が流入することで過流を作り、その向心力によってスラッジや砥粒をタンク中心に集約させる仕組みとなっています。
操作はタッチパネル式となっており、動作モードは自動と手動に切り替え可能です。
バッグ式・カートリッジ式ではないため、カートリッジフィルターやペーパーフィルター等の消耗品がなく、産業廃棄物が出ないのも嬉しいポイントでしょう。
『SB Filter YA』について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。
研削用掃除激減クーラントシステム『コンパクト』
こちらは、ブンリが独自設計したタンクに新型サイクロンフィルターを搭載した研削加工用システムです。
タンク液量を減らすことで、従来型と比べて設置スペースを60%削減した省スペースモデルとなっています。
磁性体・非磁性体の両方に対応しており、サイクロンフィルターで全量濾過可能です。
そのため、カートリッジフィルターやペーパーフィルター等の消耗品がなく、産業廃棄物が出ません。
『コンパクト』について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。
マグネティックセパレーター『フェニックスNEO』
こちらは、磁性体の研削スラッジをろ過するマグネティックセパレーターです。
駆動部の取り付け位置が本体外部のため、スラッジや砥粒による摩耗がなく、部品交換やメンテナンスも容易に行えるでしょう。
また、マグネットドラムには表面硬化処理が施されており、耐摩耗性も向上しています。
廉価版・標準・ミドルレンジ・ハイエンドの4機種をラインナップしているため、加工条件や必要なろ過精度に合わせた最適なセパレーターを選定可能です。
『フェニックスNEO』について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。
サイクロンフィルター『アポロS』
こちらは、磁性体・非磁性体を問わず幅広く使用できる、2次処理用のサイクロン式フィルターです。
細かい切削切粉・研削スラッジに対応しており、沈殿槽または沈殿槽コンベヤと組み合わせることで、液切りした切粉・スラッジの排出もできます。
また、摩耗対策の「ドレン部交換式」を標準化したことで、硬質材のスラッジによってドレン排出部が経年摩耗した場合でも、部品交換することで長く使用可能です。
旧製品の濾過精度・消泡機構を維持したまま、本体の約40%の小型化に成功しており、供給ポンプのモーター容量も40~50%縮小できます。
『アポロS』について詳しく知りたい方は、下記のリンクから確認してください。
クーラントろ過装置の選び方
ここからは、クーラントろ過装置の選び方として下記を解説します。
製品の購入で悩まれている方は、参考にしてください。
加工方法に合った製品を選ぶ
クーラントろ過装置は、加工方法に合った製品を選びましょう。
『研削加工』か『切削加工』のどちらの方法で加工していくかによって、適した装置が異なります。
例えば、研削加工は砥石を用いて削り取る関係上、もろくて堅い材質のスラッジが発生するため、比較的ろ過精度の高いフィルターろ過装置や遠心分離機・マグネットセパレーターがおすすめです。
一方、切削加工は刃物で削る関係上、数mm〜数cmの切粉が発生するため、スラッジよりも大きい切粉の処理に適したサイクロンフィルターがおすすめとなります。
上記のように、加工方法で適した製品が異なるため、自分の加工方法に合った装置を選びましょう。
スラッジの特性から選ぶ
クーラントろ過装置は、発生するスラッジの特定に合わせて選ぶことも重要です。
スラッジの大きさ・量・材質によって、適したろ過装置が異なります。
例えば、10μ以下の細かいスラッジをろ過したい場合は、フィルターろ過装置が最適です。
ろ過精度の高い製品が多いため、スラッジをきれいに除去できるでしょう。
仮に、10μ以上のスラッジが対象の遠心分離機を活用し、細かいスラッジが残ってしまった場合は、二次処理としてさらにフィルターろ過で除去することもあります。
上記のように、スラッジの状態や課題を明確にして、適したろ過装置を選びましょう。
まとめ
今回は、ブンリについて解説しました。
ブンリは、クーラント液の中からスラッジ・切粉を分離し、排出する装置の専門メーカーです。
クーラントろ過装置の開発・製造はもちろん、アフターサービスまで一貫して提供しています。
ブンリのクーラントろ過装置はオーダーメイドとなっており、あらゆるメーカーの工作機械に設置できるでしょう。
クーラントろ過装置の導入を考えている方は、今回解説した内容を参考にブンリの製品を検討してみてください。