「ジェイピーシーはどんな会社?」
「販売している製品が知りたい」
ろ過システムや切粉処理システム、洗浄システムの製造販売を事業とする『ジェイピーシー』。さまざまなニーズへの提案で、バックヤードソリューションに強みを持っています。
クーラントろ過装置を導入したい方にとって、製造販売先の会社がどんな評判なのか、どんな製品を扱っているか把握しておく必要があります。安心してろ過装置を導入するには、会社情報や製品のリサーチが不可欠です。
そこで今回は、ジェイピーシーの会社情報や製品事例を解説します。ジェイピーシーのクーラントろ過装置に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ジェイピーシーとは
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社JPC |
所在地 | 愛知県豊田市竜神町弥生53番地 |
電話番号 | 0565-27-2112 |
公式サイト | https://www.kk-jpc.co.jp/ |
ジェイピーシーは自動車産業の中心地である豊田市に会社を構え、製造業に欠かせない装置や専用機を製造・販売する会社です。クーラントろ過装置や洗浄機、搬送コンベアーなどの装置の技術とノウハウに磨きをかけ、さまざまな分野に展開しています。
また、デジタル技術の発展や環境問題の深刻化に伴い、適応した製品開発にも取り組んでいます。SDGsに貢献しつつ、さまざまなニーズに対応する製品の開発に挑戦しているのが強みです。
高品質と環境に配慮されたクーラントろ過装置を導入したい方は、ジェイピーシーを検討してみてください。
ジェイピーシーのクーラントろ過装置
ここでは、ジェイピーシーが販売しているクーラントろ過装置を4つ紹介します。
それぞれの製品について解説します。
SFA/SFAM(ドラムフィルタ)
SFA型のドラムフィルタでは、切粉を処理・搬送しながらクーラント液の連続ろ過が可能です。効率的なろ過で省エネ効果も期待できます。
磁性体の切粉には、マグネットプレートを組み込むことが可能です。切粉の形状や種類に合わせてフィルターエレメントを選べます。
JMM(マグネットコンベア)
JMM型のマグネットコンベアは、コンベアの底にマグネットが設計されていて、切粉を吸着して搬送・ろ過する磁性体専用の装置です。
フィルター部分がマグネットとなっているため、メンテナンスが不要です。また、粒状やチップ状、小カール状といったさまざまな切粉の形状にも対応します。
アミカゴタンク
アミカゴタンクでは、メッシュサイズを変更することでろ過精度を選択できます。自社の事業内容に適したろ過装置に設計することが可能です。
コンパクト設計やメッシュカゴによる簡易ろ過の実現など、現場に導入しやすいのが強みです。自動搬送部を設けていないため、他のろ過装置に比べて低価格で購入できます。
サイクロンフィルター
水溶性クーラント液に対応するサイクロンフィルターは、クーラント液の寿命延長や廃棄物の排出削減に役立ちます。物理的なフィルターを使用していないため、フィルターの交換は不要です。
クーラントろ過装置の選び方
自社に最適なクーラントろ過装置を選ぶには、2つのポイントがあります。
それぞれの選び方について解説します。
加工方法に合った製品を選ぶ
加工方法には主に『研削加工』と『切削加工』があり、それぞれの手段に最適なろ過装置を選ぶことが重要です。
研削加工では砥石で加工するため、硬質で小さなスラッジが生じます。この場合、フィルター式ろ過装置や遠心分離機、マグネットセパレーターがおすすめです。高いろ過精度を提供できる装置は、細かい粒子の除去に優れています。
切削加工では刃物を使って加工するため、研削加工よりも大きな切粉が発生します。そのため、より大きな粒子の処理に適したサイクロンフィルターを使用しましょう。
上記のように、加工方法に基づいて適切なクーラントろ過装置を選択することで、効率的かつ効果的なろ過が期待できます。
スラッジの特性から選ぶ
スラッジは大きさや種類、量が異なるため、性質に適したろ過装置を選びましょう。
自社で10μm以下のスラッジを除去する場合、高いろ過性度を持つフィルター式のろ過装置がおすすめです。細部までろ過できる装置を選ぶことで、細かいスラッジでも効果的に除去できます。
10μm以上のスラッジには、遠心分離器が適切です。ろ過後に微細なスラッジが残る場合は、フィルター式のろ過装置でさらに精密な除去を行う二次処理工程にする方法もあります。
上記のように、分離されるスラッジの特性を理解し、最適なろ過装置を選択することが重要です。
まとめ
この記事では、ジェイピーシーの会社情報や製品事例を解説しました。
バックヤードソリューションカンパニーとしての実績と技術を持つジェイピーシーでは、現場のニーズに応える高品質のクーラントろ過装置が販売されています。自由な設計にも対応できるため、自社に最適なクーラントろ過装置を手に入れましょう。
クーラントろ過装置の導入を考えている方は、ジェイピーシーの製品を検討してみてください。