ポンプ、送風機、水処理関連、環境関連機器等の製造及び販売をする企業である『テラル』。優れた耐久性と施工性に配慮したポンプやポンプユニット、換気用の大型ファンから厨房用の小型ファン、水処理やクーラント液の再利用など、未来を見据えた環境関連機器などを取り扱っています。
クーラントろ過装置の導入を検討している方の中には、テラルへの依頼を検討している方もいるかもしれません。しかし、中にはしっかりとテラルが扱う製品について理解してから判断したい、と考える方もいるはずです。
そこで今回は、テラルについて、また扱っている製品などを解説していきます。あわせて、クーラントろ過装置の選び方なども紹介しているため、参考にしてみてください。
また、以下の記事ではクーラント濾過装置導入でおすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。
テラルはどんな会社?
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | テラル株式会社 TERAL INC. |
住所 | 広島県福山市御幸町森脇230番地 |
電話番号 | 084-955-1111 |
公式サイト | https://www.teral.net/ |
テラルは、大正7年創業、昭和25年設立のポンプ・送風機・給水装置・ろ過装置などを取り扱っている会社です。水処理関連、環境関連機器等の製造及び販売なども行っています。
『水と空気と環境』をテーマにした商品を提供し、生活や環境をよりよくできるよう取り組んでいます。
東京支社の他に、全国に9支店・51営業所があり、全国規模で対応できるのは大きな特徴です。富士機材株式会社や東テク株式会社などにも納入しているテラルでなら、あなたの満足する製品がきっと見つかるでしょう。
テラルのクーラントろ過装置5選
テラルでは、さまざまな種類のクーラントろ過装置を提供しています。ここでは、テラルのクーラントろ過装置5種類を紹介します。
それぞれの特徴を踏まえて、自分に合った製品を選んでください。
ドラムフィルタ型
こちらは、ダーティ液とクリーン液が混ざらず、液抜きをせずに交換できる機構を採用したクーラントろ過装置です。ドラムフィルターの交換が簡単にできるのが特徴です。
ドラムフィルターでは、1次ろ過で30μm×90%のろ過精度を実現しました。
回収したスラッジは、円形タンクの中で堆積せずに排出される仕組みになっています。フィルタの種類も各種ラインナップがあるので、用途に合わせて使用可能です。
汎用マシニング型
汎用マシニング様に特化した商品です。センタードラムタイプ・マグネットコンベアタイプ・マグネットプレート付ドラムフィルタタイプ・手掻き金網付タイプ(コンベア無)のラインナップがあります。
マグネットコンベア型
磁性のあるものの処理に最適な、マグネットコンベア型のクーラントろ過装置です。各種2、3次ろ過の対応もできます。
簡易コンベア型
切りくずの搬送に重点を置いたコンベア型クーラントろ過装置です。金網付コンベアタイプ・ヒンジ式コンベアタイプ・スクリューコンベアタイプ・横引きコンベアタイプがあります。
研削型
一次処理にマグネットセパレータを使用した研削用装置です。フィルタの種類も各種ラインナップがあります。
クーラントろ過装置の選び方
ここからは、クーラントろ過装置の選び方を紹介します。
製品の購入で悩まれている方は、参考にしてください。
ろ過する対象や精度で選ぶ
まずクーラントろ過装置を選ぶのに大切なのは、ろ過する対象が何か、精度はどのくらいを求めているのかという点です。今回はクーラント液をろ過したいため、対象はクーラントに絞られます。
精度は、発生するスラッジの特性によって選べます。
たとえば、10μ以下の微小なスラッジや、他の装置では除去しきれなかった厄介なスラッジは、フィルターろ過装置を使うと、しっかりキャッチできます。高いろ過精度で、スラッジを逃さずきれいに除去します。
また、100ℓ以上の大量スラッジ処理や、ランニングコストを抑えたい場合は、遠心分離機がおすすめです。処理流量の高い装置が多く、一度にたくさんのスラッジを除去できる特徴があります。
アルミ、スチール、鉄などの金属スラッジを効率的に回収したいなら、マグネットセパレーターの出番です。強力な磁力であらゆる金属スラッジを吸い寄せ、研削加工後のスラッジも逃しません。
必要な機能で選ぶ
クーラントろ過装置は、加工方法に合った機能を持つ製品を選ぶのがおすすめです。研削加工と切削加工では、発生するスラッジの種類と大きさが異なるため、適切な処理方法も異なります。
研削加工では、砥石を用いて削り取るため、もろくて堅い材質のスラッジが発生します。
このスラッジは微細で除去が難しいため、高いろ過精度が要求されます。そのようなときには、フィルターろ過装置・遠心分離機・マグネットセパレーターがおすすめです。
切削加工では、刃物で削る加工方法のため、数mm〜数cmの少し大きめの切粉が発生します。この切粉は研削加工のスラッジよりも大きいため、サイクロンフィルターがおすすめです。
サイクロンフィルターは遠心力によって切粉を分離します。上記のように、スラッジの状態や課題を明確にして、適したろ過装置を選びましょう。
精密なクーラント濾過装置なら濾過精工株式会社がおすすめ
項目 | 詳細 |
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会社名 | 濾過精工株式会社 |
設立年月日 | 2011年9月 |
資本金 | 6,470万円 |
所在地 | 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-10-1 ゲーテハウス株式会社内5階 |
電話番号 | 03-6264-8575 |
公式HP | https://www.rokaseiko.com/ |
ここまでテラルのクーラントろ過装置を見てきました。テラルのクーラントろ過装置は、ドラムフィルタ型、マグネットコンベア型など、さまざまな種類があり、用途に合わせて製品が選べます。
さまざまな製品があって、悩むかもしれませんが精密さを求めるクーラントろ過システムなら、濾過精工株式会社がおすすめです。
ここからは、特徴とメリットを見ていきましょう。
精密クーラントろ過システムの特徴
濾過精工株式会社の精密クーラントろ過システムは、2016年に特許を取得した独自のろ過・逆洗浄技術により、レンズ・光学製品・電子部品などの高度な精度が求められる分野において、クーラントの清浄化と長寿命化に貢献しています。
また、従来のフィルター装置では、目詰まりによる処理能力の低下や、フィルター交換に伴うランニングコストの増加などが課題でした。これらの課題を克服するために、独自のろ過・逆洗浄技術を開発しました。
この技術により、高い処理能力の維持、フィルター交換頻度の削減、クーラント液の長寿命化などの効果を実現しています。
精密クーラントろ過システムのメリット
- 面粗度不良が低減
- センタースルー加工が可能
- 加工傷(スクラッチ)が低減
- 加工液の腐食進行が遅い
- ポンプ吐出が順調
精密クーラントろ過システムを導入することで、工作機械の加工時間を短縮し、生産性の向上が期待できます。
以下の記事では濾過精工の会社の特徴や商品などを詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。
まとめ
今回は、テラルについて解説しました。テラルは、送風機、水処理関連、環境関連機器等の製造及び販売をする企業です。
東京支社の他に、全国に9支店・51営業所があり、全国規模で対応できるのは強みといえます。
また、精密クーラントろ過システムでおすすめなのは、濾過精工株式会社です。
独自のろ過・逆洗浄を用いて高度な正確さを持つクーラント洗浄が可能になっています。クーラントろ過装置の導入を考えている方は、今回解説した内容を参考にぜひ検討してみてください。