東都セパレーター工業のクーラントろ過装置はどうなの?会社情報や製品事例も解説

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遠心分離機のオーダーメイド製作を行っているメーカーの『東都セパレーター』。『自動式遠心分離機CFシリーズ』や『半自動式遠心分離機TSKシリーズ』は特に人気の製品で、高い評価を得ています。

クーラントろ過装置の導入を考えている方の中には、東都セパレーター工業への依頼を検討している方も多いかもしれません。しかし、その中には東都セパレーター工業が扱う製品についてしっかりと理解してから判断したい、と考える方もいるはずです。

そこで今回は、東都セパレーター工業について、また取り扱っている製品などを解説していきます。あわせて、クーラントろ過装置の選び方も紹介しているため、製品選びの参考にしてみてください。

また、以下の記事ではクーラント濾過装置導入でおすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。

目次

東都セパレーター工業とは?

出典元:東都セパレーター工業
スクロールできます
項目詳細
会社名東都セパレーター工業 株式会社
住所栃木県足利市樺崎町1950-11
電話番号0284-43-2161
公式サイトhttps://centrifuge-tsk.com/

東都セパレーター工業は昭和44年に設立された、遠心分離機、クーラント装置製造販売を専門に行なっている会社です。遠心分離機のパイオニア的存在である東都セパレーター工業では、ニーズに細かく応えられるようにセミオーダー・特注制の製品を販売しています。

国内外のメンテナンスサービス体制が充実しており、海外にも対応しているのが特徴です。創業から50年以上、累計2万台以上の実績がある東都セパレーター工業でなら、あなたの満足する製品がきっと見つかるでしょう。

東都セパレーター工業のクーラントろ過装置

東都セパレーター工業では、いくつかのクーラントろ過装置を用意しています。ここからは、東都セパレーター工業のクーラントろ過装置を4つ紹介します。

それぞれの特徴を踏まえて、自分に合った製品を選んでください。

自動式遠心分離機CFシリーズ

出典元:東都セパレーター工業

CFシリーズは、遠心力を使って、処理液(水溶性クーラント液など)に混ざったスラッジ(ガラス、セラミックなど)を効率的に分離する装置です。

  • 遠心力による高速分離で処理液とスラッジを効率的に分離
  • フィルターレスでランニングコストが安い
  • 処理流量50~200ℓ/分に対応
  • 60型、100型、150型の3種類から選択可能
  • 安全装置を標準装備

上記の特徴がありフィルターレスでランニングコストを抑え、処理流量50〜200ℓ/分に対応した60型・100型・150型の3種類があります。安全装置も標準装備で安心です。

半自動式遠心分離機TSKシリーズ

出典元:東都セパレーター工業

TSKシリーズは、遠心力を使って処理液からスラッジを効率的に分離・回収する、半自動式遠心分離機です。フィルターレスでランニングコストを抑え、処理流量50〜150ℓ/分に対応した60型、100型、150型の3種類があります。

  • 遠心力による高速分離で処理液とスラッジを効率的に分離
  • フィルターレスでランニングコストが安い
  • 処理流量50~150ℓ/分に対応
  • 60型、100型、150型の3種類から選択可能
  • 安全装置を標準装備
  • 回転体を外さずにハンドルでスラリーを掻き出せる

上記のような特徴があり、安全装置は標準装備のため安心です。

手動式遠心分離機TSKシリーズ

出典元:東都セパレーター工業

TSKシリーズは、遠心力を使って処理液からスラッジを分離・回収する手動式遠心分離機です。処理流量20〜80ℓ/分に対応した30型、50型、80型の3種類があり、安全装置も標準装備で安心です。

  • スラッジの掻き出し作業を手で行う
  • 省スペース設置可能
  • フィルターレス
  • 取り扱いが簡単
  • メンテナンスが容易
  • 処理流量20~100ℓ/分に対応

上記のような特徴があり、東都セパレーター工業の中でも主軸の製品とも言えます。

集中ろ過循環システム

出典元:東都セパレーター工業

従来、複数の加工機に遠心分離機を設置する場合には、1台ずつ設置するのが一般的でした。しかし、この集中ろ過循環システムなら、複数の加工機の処理を一箇所でまとめて行えるのが特徴です。

適切な処理能力の遠心分離機を選ぶため、設置台数を減らし、省スペース化を実現しました。

複数の手動型遠心分離機を使用する場合と比べ、掃除の手間も大幅に削減できます。また、配管設計により、作業スペースとは別の場所への遠心分離機設置も可能です。

上記のようにすることで、作業現場の振動・騒音・ミスト・臭いを低減できます。

クーラントろ過装置の選び方

ここからは、クーラントろ過装置の選び方を紹介していきます。

製品の購入で悩まれている方は、参考にしてください。

ろ過する対象や精度で選ぶ

クーラントろ過装置を選ぶには、ろ過対象と必要な精度を明確にするのが重要です。今回対象となるのはクーラント液のため、クーラント液に特化した製品を選びます。

クーラントの種類やスラッジの特性によって、適切な装置は違うため確認してから導入しましょう。

10μ以下の微小なスラッジや、他の装置では除去しきれなかった厄介なスラッジを除去したい場合には、フィルターろ過装置がおすすめです。高いろ過精度でスラッジを逃さず除去します。

100ℓ以上の大量スラッジ処理や、ランニングコストを抑えたい場合は、遠心分離機がおすすめです。処理流量が多く、一度にたくさんのスラッジを除去できます。

アルミ・スチール・鉄などの金属スラッジを効率的に回収したいのであれば、マグネットセパレーターを選びましょう。強力な磁力で金属スラッジを吸着します。

必要な機能で選ぶ

クーラントろ過装置を選ぶときには、加工方法に合った機能を持つ製品を選ぶのも重要です。研削加工と切削加工では、発生するスラッジの種類と大きさが異なるため、適切な処理方法も異なります。

研削加工では、砥石を用いて削り取るため、もろくて堅い材質のスラッジが発生します。この微細なスラッジは除去が難しいため、高いろ過精度が要求されます。

そのような際には、緻密なフィルターで微細なスラッジを捕捉するフィルターろ過装置、高速回転でスラッジとクーラントを分離する遠心分離機、磁性体である鉄鋼系スラッジを効率的に除去できるマグネットセパレーターがおすすめです。

切削加工では、刃物で削る加工方法のため、数mm〜数cmの少し大きめの切粉が発生します。この切粉は研削加工のスラッジよりも大きいため、サイクロンフィルターがおすすめです。サイクロンフィルターは遠心力によって切粉を分離します。

精密なクーラントろ過装置なら濾過精工株式会社がおすすめ

出典元:濾過精工株式会社
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項目詳細
会社名濾過精工株式会社
設立年月日2011年9月
資本金6,470万円
所在地東京都中央区日本橋蛎殻町 1-10-1
ゲーテハウス株式会社内5階
電話番号03-6264-8575
公式HPhttps://www.rokaseiko.com/

ここまで東都セパレーター工業のクーラントろ過装置を見てきました。東都セパレーター工業のクーラントろ過装置は、ニーズに細かく応えられるようにセミオーダー・特注制の製品もあり、人気です。

精密なクーラントろ過装置などもありますが、精密クーラントろ過システムなら濾過精工株式会社もおすすめです。

ここからは、濾過精工株式会社の特徴とメリットを見ていきましょう。

精密クーラントろ過システムの特徴

濾過精工株式会社の精密クーラントろ過システムは、2016年に特許を取得した独自のろ過・逆洗浄技術を採用しています。その技術により、レンズ、光学製品、電子部品などの高精度な加工が要求される分野における、クーラントの清浄化と長寿命化に大きく貢献しています。

フィルターの交換頻度が少ない点やクーラント液の長寿化も大きな特徴です。

精密クーラントろ過システムのメリット

以下が精密クーラントろ過システムのメリットになります。

  • 面粗度不良が低減
  • センタースルー加工が可能
  • 加工傷(スクラッチ)が低減
  • 加工液の腐食進行が遅い
  • ポンプ吐出が順調

精密クーラントろ過システムは、各種工作機械にも優れたメリットが実感できます。加工時間を減らすこともできるため、注目を浴びています。

以下の記事では濾過精工の会社の特徴や商品などを詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度お読みになってみてください。

まとめ

今回は、東都セパレーター工業について解説しました。東都セパレーター工業は、遠心分離機のパイオニア的存在とも言われていて、セミオーダー・特注制の製品も販売しています。国内外で人気のある製品を多く産出しています。

東都セパレーター工業もおすすめですが、精密クーラントろ過システムなら濾過精工株式会社も検討してみてください。濾過精工株式会社のクーラントろ過システムは、独自のろ過・逆洗浄を用いて高度な正確さを持つクーラント洗浄が可能になっています。

クーラントろ過装置の導入を考えている方は、今回解説した内容を参考にぜひ検討してみてください。

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