愛和工業の評判は?会社情報から製品事例まで解説

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「愛和工業ってどんな会社?」

「扱っている製品について知りたい!」

機械装置の設計・販売を専門とする『愛和工業』。機械部品における多方面に実績を持ち、ろ過装置やクーラント装置の設計や販売に携わっています。

クーラントろ過装置の導入を検討している方の中には、愛和工業を依頼先の候補として挙げているかもしれません。クーラントろ過装置の設計を依頼するかどうかは、愛和工業の会社情報や製品事例を参考にする必要があります。

今回は、愛和工業の会社情報や製品事例を紹介します。自社に最適な装置を販売しているか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

愛和工業とは

出典元:愛和工業
スクロールできます
項目詳細
会社名株式会社愛和工業
住所名古屋市緑区大高町字中道54-1
電話番号052-629-5005
公式サイトhttp://www.kk-aiwa.co.jp/

株式会社愛和工業は、製缶加工や機械加工の領域を専門とする会社です。

機械装置の販売や管工事、設計・製作などにも携わり、お客様に最適な機械装置を提案します。また、クーラントろ過装置などの機械装置も、オーダーメイドで開発・製作できるのが特徴です。

昭和63年創立以来、さまざまな産業に貢献する機械装置を販売していて、多方面に豊富な実績と経験があります。提案型営業を展開しているため、自社に最適な機械装置を提供してくれるでしょう。

愛和工業のクーラントろ過装置

ここでは、愛和工業が販売しているクーラントろ過装置を5つ紹介します。

各製品の特徴について、以下で解説します。

ドラムフィルタ

ドラムフィルタでは、チップ搬出コンベヤ付のタンク内に、ろ材を貼ったドラム状のフィルタを使ってろ過するのが特徴のろ過装置です。ドラムの外側から内側に重力がかかり、クーラントが流れることでろ過が行われる構造となっています。

重力でのろ過はシンプルな構造となっていて、比較的安価であるのがメリットです。また、フィルターへ送るポンプも不要であるため、低い電力量でろ過できます。ろ過能力も高く、毎分100~50,000リットルまで対応可能です。

ミニドラムフィルタ(MDシリーズ)

ミニドラムフィルタは、ドラムフィルタの小型タイプです。工作機械単体用のクーラントユニットとして使用できます。

構造もドラムフィルタと同様で、ドラム状のフィルタを使い、重力によってろ過します。小型サイズであるため、ろ過能力は毎分100~1,500リットルです。

ドラムフィルタ(CDシリーズ)

ドラムフィルタ(CDシリーズ)は、通常のドラムフィルタと同じく多数の工作機械を集中ろ過できる装置ですが、地上に加え地下にも設置して使用できるのが特徴です。ろ過した切粉は、チップコンベヤで装置外に排出されます。

ろ過能力は毎分1,000~50,000リットルで、通常のドラムフィルタと同様のろ過能力を備えています。ろ過装置の設置場所を確保できない場合は、ドラムフィルタCDシリーズがおすすめです。

セットリファイナ

セットリファイナは、クーラント内に永久磁石を設置した、磁気吸着・沈降分離式クーラントろ過装置です。

永久磁石がろ材として機能し、沈降分離でろ過されます。また、磁気吸着によって微細な鉄粉粒子を除去し、コンベヤで装置外に排出します。永久磁石はメンテナンス不要であるため、ろ材の交換や点検に時間やコストがかかりません。

さいくろん(AS-90)

さいくろん(AS-90)は、クリーンクーラント浄化するのに適したろ過装置です。処理液内のスラッジ粒子は20μm以下で、幅広い加工工程の水溶性クーラントに対応しています。

また、供給圧は0.15MPaから可能であるため、被処理液の供給は低圧で済ませられます。ドレン汚濁液の排出量も少なく、ドレン処理装置が小さく設計されているのが特徴です。

クーラントろ過装置の選び方

自社に最適なクーラントろ過装置を選ぶには、以下の2つの方法があります。

それぞれの選び方について解説します。

加工方法に合った製品を選ぶ

クーラントろ過装置を選ぶ際は、研削加工と切削加工の違いを理解することが重要です。どちらの加工技術を採用しているかによって、最適なろ過装置が異なります。

研削加工には、砥石を使用して材料を削り取る技術が含まれ、比較的小さく堅いスラッジが発生します。このようなスラッジを効率的に処理するためには、高いろ過精度を持つフィルター式ろ過装置や遠心分離機、マグネットセパレーターが最適です。

一方、切削加工では刃物を使用して材料を削り取るため、数ミリメートルから数センチメートルの切粉が発生します。このような比較的大きな切粉の処理には、サイクロンフィルターが適しています。

加工技術に応じて適切なろ過装置を選ぶことで、作業効率の向上や品質保持に効果的です。研削加工や切削加工に合わせて、最適なクーラントろ過装置を選びましょう。

スラッジの特性から選ぶ

クーラントのろ過装置選定において、発生するスラッジの特性を把握することが大切です。

10μm以下のような細かいスラッジを除去する必要がある場合、フィルター式のろ過装置が最適です。フィルター式のろ過装置は高いろ過精度を実現し、スラッジを効果的に取り除きます。

一方、10μm以上のスラッジが発生する場合は、遠心分離機などのろ過装置が推奨されます。ただし、細かいスラッジが残ることがあるため、フィルター式ろ過装置による二次処理が有効です。

スラッジの特性に合わせてろ過装置を選定することで、効率的なクーラント管理を実現できます。スラッジを効率よく除去できれば、クーラントシステムの最大化やメンテナンスコストの削減にもつながります。

まとめ

今回は、愛和工業の会社情報や製品事例について解説しました。

愛和工業では、ドラムフィルタやセットリファイナなどのクーラントろ過装置を販売しています。オーダーメイドでの設計・開発にも取り組んでいるため、自社に最適なクーラントろ過装置を手に入れられるでしょう。

クーラントろ過装置の導入を検討している方は、愛和工業のクーラントろ過装置を参考にしてみてください。

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